探偵が見た不倫の裏側 意外な依頼者の正体

探偵事務所には色んな悩みを抱える方が来られます。

  • 結婚前調査
  • 人探し
  • 企業調査
  • お墓探し

そしてダントツに多いのが皆さんの想像通り「不倫調査」です。

一人で意を決して相談に来られる方、お友達やご両親と一緒に来られる方と様々です。

そんな中、意外と多いのが…

自分の不倫相手と一緒に調査を依頼しに来る人。

え?どういうこと?って意味が分からないですよね。

なんで不倫してる側が不倫調査の依頼に?しかも不倫相手と一緒に?

なんで?そうなりますよね。

もちろん、最初から「実は自分、不倫してるんです。」なんて宣言しません。

あくまで「相談に乗ってくれている友人です」「身内です」と紹介されます。

でも、プロですもん。わかりますよ。

不倫している二人に漂っている空気感。

している側である人たちがなんで探偵事務所に来るの!?

私も新人の頃、初めて対応した時は一瞬脳内処理にエラーが出ました。

結論から言いますね。

「いい加減離婚して不倫相手と一緒になりたい。

でも、今のところアイツは何もしていない。離婚要因が見当たらない。

自分たちが不倫しているってことはアイツもしてるかもしれない!

(むしろ不倫しておいてくれよ。そしたらこちらの非ではなく

アイツの不貞で離婚成立!!)」

という考えなんです。

そう。

自分の不貞がバレる前に、配偶者側に要因がないかなんとかして見つけ出そうという魂胆です。

あわよくば慰謝料・養育費・親権も自分のものにしたいと…

でもお話を聞く限り、怪しい点がない。

調査にはお金がかかるので見積もりを出すと大抵「思ったよりかかる…!」と落胆されます。

怪しい点がないということは調べ上げるのにかなりの時間がかかります。

調査時間が膨大になると料金も跳ね上がりますからね。

隣にいる不倫相手も「このお金、誰が出すのよ!!」と引きつっているし

一か八かでやってきた本人も「なす術なし」とショック顔。

肩を下げて契約せずに帰られます。

びっくりするようなことだけど、意外と多いケースなんです。

自分がしていることだから、相手もしてるだろう。

そう思うところがした側の心理ですね。

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